执笔者プロフィール

梶原 俊幸(かじわら としゆき)
その他 : 横浜シネマ?ジャック&ベティ支配人塾员

梶原 俊幸(かじわら としゆき)
その他 : 横浜シネマ?ジャック&ベティ支配人塾员
新型コロナウイルスの影响により、2月后半顷からお客様の数は少なくなっていましたが、常连のお客様がお越しくださっていたことと、映画の监督?出演者?関係者?配给会社様からお预かりした大切な作品をなんとか届け続けたいという思いで、席数制限や卫生面の配虑等を行いながら、営业を続けてきました。しかし、4月7日の紧急事态宣言を受けて、苦渋の决断ですが4月8日からの休馆を决めました。
お客様の减少に加えて、休馆により、剧场运営が厳しい状况に直面したため、休馆中でもご购入いただけるように、当馆のネットショップにて、《お名前のスクリーン掲载?鑑赏券?特製ポストカード》をセットとした3,000円の応援商品を贩売したところ、わずか2週间ほどの贩売期间中に、2,000名以上の多くの方がご购入くださいました。
また、映画監督たちや映画関係者さまの呼びかけで始動した〈未来へつなごう! ! 多様な映画文化を育んできた全国のミニシアターをみんなで応援〉ミニシアター?エイド基金によるクラウドファンディングでは、約3万人の支援者から3億円を超えるご支援をいただき、全国の100以上の劇場に分配されることになっています。
同様に多くの映画関係者様の呼びかけによる、#Save The Cinemaという、新型コロナウイルスによって大きな打撃を受けている全国の小规模映画馆(ミニシアター)等への紧急支援を、国に求める运动も継続しており、现时点までで9万人以上の方が署名をしてくださっています。
こうしたご支援や応援の动きに、当馆のスタッフ一同、とても感谢しており、大変多くの皆様にミニシアター、町の映画馆の文化?芸术的活动をご理解、ご支援いただけたものと、本当に心强く感じております。
その后、紧急事态宣言と神奈川県の休业要请の解除を受けて、6月1日より営业を再开することができました。スタッフとともに、感染予防?卫生面の対策を彻底し、営业再开に临んでいますが、そうした準备や配备ができたのも、上记のご支援のお荫であり、映画馆の仕事をつないでいただけたと実感しています。
他に、休馆中に取り组んだこととして、剧场支援型のオンライン上映があります。映画の配给会社さんにご协力いただき、インターネット上のオンライン上映でお客様に鑑赏していただいた収益の一部を剧场に配分してもらうというシステムです。
全国のほぼすべての映画馆が休馆している中、このような剧场支援型のオンライン上映を利用して映画をご鑑赏いただいた方も多くいらっしゃり、映画で収入を得られるという点では、大変ありがたい取り组みです。
一方、映画馆としては、オンラインでの映画鑑赏の普及は、胁威でもあります。当馆のお客様でも、この间の外出自粛により、オンラインでの映画鑑赏を始めたという方が何人もいらっしゃいます。以前は若者层の方が多く利用されていたようですが、现在は、交通费などもかからずオンラインの方が手軽だと、年配の方も多く利用されているようです。
今まで、地方のミニシアターでは、东京の公开から数カ月遅れで、上映がまわってくるということが多かったのですが、オンラインだと早く観ることができるので、地方の映画好きの方がオンライン上映の方がよいと、ミニシアターに通わなくなる可能性もあるわけです。
営业は再开できたものの、お客様はすぐには戻って来ておりません。上记のようなオンライン上映の普及もあり、ミニシアターは今后、生き残りをかけて努力をしていかなければならないと思います。
大画面、大音响での视聴は、ホームシアターでも実现できるようになりました。映画馆で映画を観る意义を広く発信していかなければなりません。映画馆という暗がりで、不特定多数の人と一绪に集中した环境で映画を体感する。ミニシアターという映画のセレクトショップで作品や人に出会う。あるいは、映画馆までわざわざ足を运び、映画を観る前后に街の风景やお店などを含めて映画体験としていただくなど、様々に映画馆で鑑赏する素晴らしさを伝えていくことが、ミニシアターの重要な仕事になると考えています。
映画业界において、厳しいのは映画馆だけではなく映画配给会社、映画监督や出演者などの製作者も同様です。今まで、全国のミニシアターで上映されてきた、作家性?アート性は高いけれど规模は大きくない映画たちは、全国のミニシアターが闭馆してしまうと予算が成り立たず、配给?製作されなくなる可能性があります。そうなると、日本の映画文化の多様性が、大きく损なわれると思うのです。
ですので、今は全国のミニシアターと连帯して、このコロナ危机を乗り越えたいのです。収束した后に、より多くの人がミニシアターに兴味を持って、より多くの人が全国のミニシアターに足を运んでくださるように。多くの方がミニシアターを応援してくださっていることを実感できた今だからこそ、ミニシアターの素晴らしさをさらに発信していくべきであると考えています。
※所属?职名等は本誌発刊当时のものです。